December 17, 2004

*The Day After

Time: 3'39"


引き潮の波間に揺れては浮かぶ
八月は今も鮮やかで
まばゆい残像に時すら忘れて
あの夏の浜辺に佇んだまま

たそがれ運ぶ木枯らしに夢は途絶えて消えて気付くよ
これほどまでに僕は深い愛を無くしていたんだね

微かに残ってた日焼けの跡も
わからなくなってしまって
愛し合ってた確かな想いも
真夏の夜に観た幻だったのかな

波に包まれてた君の声が心によみがえるその度に
驚くほどに涙がほろり頬を伝って落ちてゆく
降りしきる枯れ葉みたいに

Tシャツのままで冬は訪れ 心冷えてゆくけど
日ごとに色づく街並のように着替えられたらいいのにな

星に願いをかけた「どうか忘れる勇気ください」
膝を抱えた想い いつか歩きはじめますように
たそがれ運ぶ木枯らしに夢は静かに覚めて思うよ
白い季節の中の僕は今の僕に何を語っているのだろう

遥かに高く透明な空に向け
ひとりぼっち問いかけた

Posted ayu-ikuya : December 17, 2004 12:00 AM

* Copyright (C) 2008-9 Ikuya AYUSAWA, All rights reserved. *