夏のカケラ


夏のカケラのきらめきは
膨らんで はじけた恋心
帰りのバスを待つ道端に
散らばった破片をかき集めてる

触れて壊してしまった
僕が壊してしまった

近づいちゃ駄目だと 誰もが止めたけれど
約束を破った指で壊してしまった
堪えきれずに

夏草の馨る陽射しのシーツに
くるまって恋に落ちる夢を見たんだ
手を伸ばせば届くように思えた
だから信じて そばに駆け寄ったのに

すべて消えてしまった
君も消えてしまった

儚すぎる夢と 本当は知ってたから
誤摩化してそらした視線に映るものはない

夢のカケラが 心に突き刺さったまま
まだ輝いてるのです
今でも・・・

目覚めてひとり ああもう帰らなきゃ
夜風に心が冷えてしまうよ
夕暮れのバス停 何度も乗りそびれて
待ちぼうけの切ない気持ち くしゃみがひとつ

夏のカケラが 記憶に散らばったまま
まだ輝いてるのです
拾いきれないほどに散らばってるのです
今でも・・・



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